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2012年11月14日 強くて弱かったオマーンと不思議采配

まず最初に、いつものように満点評価です。
W 杯最終予選は結果が全て。勝ち点 3 を取れば、その時点で満点。

を大前提に。

正直、1 - 3 や 1 - 4 とかで負けててもおかしくない試合だったと思います。
ホームの強みを活かして、日本相手に何度も決定機を作ったオマーン。
これは強かったと言って差し障りないでしょう。

では何故勝てたか。それは決定機を外しまくってくれたり、
ポストに助けられたりしたから。
前半いきなりのチャンスとか外してくれたからよかったものの、
あれ決められてたら、かなり痛い展開になってたわけで。

つまり相手が相手だったからこの結果という話で、
先日のフランス戦、ブラジル戦を経た以上、
やはりそのレベルで競って上に行くというものをイメージした時に、
あぁ、これ全然ダメ、このレベルだからお山の大将なわけで、
だってあんな決定機、例えば 3 度あったとしたら、
あのレベルでは 3 度決めてるし、他のシーンでも一発決められてる。
つまり今日の 3 度の決定機があったら、4 度決められてる。
早い話がオマーンのそこが弱かったから勝てた。それが全て。
決めるレベルだったら、惨敗でした。間違いなく。

まず相手が、というのが最初に。

で、今日はまた色々込み入った采配がありました。
というか、最後のお約束と化しつつある高橋時間稼ぎ投入以外に、
2 度の選手交代があって、それに関してなんですが。

まず酒井高徳投入で前田を下げる、と。
いきなり???なわけですが、スリーバックにするの?とか、
ゼロトップにするの?とか、頭から煙が出ましたが、
普通に考えてサイドバックの人材が被るし、
アジアカップ決勝の事もありますし、すぐに長友を上げて、
システムはそのまま、というのは分かりました。
まぁ、本田トップなんでゼロトップなんですが。

でもここで言いたいのは、じゃ、乾とか宇佐美の立場は?って事。
長友が攻撃面でよかったからって事なんだろうけど、
3 - 4 - 3 のサイドで長友ってんならまだ分からんでもないけど、
4 - 5- 1 キープしてサイドハーフに長友って、
専門職が他にいるのに何で???
じゃ、なんでキャラ被ってる駒をわざわざ二枚呼んだ???
クラブに気を遣って、呼んだ以上使ったよっていうアリバイ采配?
シュトゥットガルトさんブチ切れな昨今、その溜飲下げる為に?

でその次。細貝投入の清武下げ~の、ボランチスライドで遠藤トップ下。
これもスリーボランチにするのかどうか分からなかったので、
しばらく煙が出ましたが、ガッツリってわけでもないけど遠藤トップ下。
今日は交代でトップ下が常に変わったって事ですね。
これもあんま意味が分かんないスライドです。
細貝入れるのはいいとしても、駒の動かし方が。
その選択の仕方が。

で、結果それが両方当たって、高徳えぐりーの、遠藤触りーの、
そのおかげで勝ち越し点。
なんだこの超絶展開。

采配当たったから、理解できない私がダメダメちんなんでしょう。
ザックの神采配、みたいな事になったわけですから、結果的に。
何も言えないですね。

でもなんか、この運の良さって、昔感じた事がある気が。
えぇ、ジーコです。あん時の感じになんか似てる気がするんですが・・・。
だったら本番でズタズタフラグな気がしてならない・・・。

まぁ、凡人には理解し得ない領域の計算で行われた采配が、
ズバリズバリと当たってるって事なんでしょう。
頼もしいじゃないですか。

うーん、そうなの?ホントに。
ホントにそうだといいんだけど。つーか素晴らしいんだけど。
そうだったとしたら自分がバカ過ぎだから、
もっと理解できるようになりたいです。

だってマジで理解に苦しむんだもんさ。


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