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2012年10月16日 まだ三役じゃないって事か



いやぁ、清々しいまでにやられましたねぇ。
この結果は結果として、しっかり受け止めないといかんですね。

とにかくブラジルが大人だなぁという印象です。
どっしりブロック作って受けて、
鋭い攻守の切り替えでカウンターなんて、
上手い人達にリアリストになられちゃ、こうなりますよね。

で、様子見ながらジリジリとらしさを出していく。
その流れでポコンポコンと得点を積み重ねていく。
これはもうドイツの時の流れと一緒ですし、パターンというか。
その中でミスが出て、それを晒し上げるかの様にまた攻められて、
というか責められて、と言う方が適切かも。怒られてる感じ。

横綱にぶつかり稽古つけさせて頂いた、という感じですね。
完敗という他ないですね。恐れ入りました。

で、結果は置いておいて内容を考えてみたら、
攻撃自体は収穫あったと思います。
本田のワントップというかゼロトップのシステムは、
非常にポジティブな変化を見せたんじゃないかと。
アンカーを置いてのゼロトップではないので、
南アの時とは全く違う、攻撃的ゼロトップだったと思います。
惜しむらくはそれを裏付ける結果として 1 点欲しかったんですがね。
それでもブラジル相手に受け身にならず、
能動的に組み立てる攻撃が出来たのは、
相手が受けにたってくれて持たせてもらったというのを加味しても、
今後に繋がるいい材料なんじゃないでしょうか。
トップでボールが収まらない展開の時のオプションにもなりますし、
なんならこれメインにしてもいいぐらいです。
メンタル的にも受けに回らず、フランス戦の課題が上手く活かせてたと思います。
終盤はヘロヘロでしたが、失敗を糧に、ひとつ改善したのは良かったでしょう。

守備は、トップクラスの攻守の切り替えに対する反応、意識を向上させないと、
今後も格上にポコンとやられてゲームが瓦解していく事が考えられるので、そこですね。
バランスが崩れて数的不利な形を作られる時に、いかに修正していくか。
受けに回るとフランス戦の様な事になるので、前に出る形をとるわけですが、
その代償が次の課題として残った様に思います。

不運な失点もあり、あのような展開に流れていきましたが、
それが無くても勝てたかどうかと言えば、そうは思えないですし、
不運は不運で置いておいて、立ち位置を自覚しないといけないですね。

まだまだ前頭筆頭あたりですね。まぁ平幕の上位あたり。
三役になれるように、現実を受け入れたいと思います。

いやー、負けた負けた-。とりあえず、お疲れです。

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