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2011年6月1日 ペルー戦雑感

ザッケローニはやっぱどうしても 3 - 4 - 3 やりたいんだろうなぁ。
びっくりするくらい機能しなかったけど。

まぁ最初だからしょうがないけど。
機能したらしたで、面白いオプションになると思うし。

そう思えるための改善点は、まずトップの両サイドが外に張り続けない事。
中盤の 4 がフラットな為、攻撃はどうしてもサイドアタックにならざるを得ないので、
そうなるとトップの両サイドが張ってたら、中盤のサイドアタックに蓋をしてしまう事に繋がりかねない。
勿論、サイドの局面で数的優位を作って、コンビネーションで崩すという場合はいいけど、
そのために張ってたらどうしても中が薄くなるので、
基本的には中に絞って中盤のサイドアタックの為にスペースを空けて欲しい所。
で、中に絞ってゴールの近くにポジショニングを取って欲しい所。
逆に言えば、トップのサイドが中に絞ったら、中盤のサイドは上がり時って事で。

中盤がフラットな事の弊害はもう一点あって、トップ下がいない事。
これにより楔を打つ選択肢がかなり減るので、とりあえずという時に預けられない。
ボランチからサイドに展開するパターンか、トップに当てるパターンしか無くなる。
なのでセンターフォワードがもっと下がって顔を出す動きをするべき。
真ん中がトップ下のポジションまで下がって顔を出してボールを預かって、
両サイドのトップはそれに反動して中に絞って一時的ツートップの形を作る、
みたいな形が出来れば、相手ディフェンスもかなり困惑するはず。

プラス、トップの上下動と比例して、ボランチも二枚の内どっちかが、
トップが高い位置に張っている時にはトップ下のポジションまで上がって起点にならないといけない。
最終的にはシュートを打つ役割も担う所までのポジショニングを取らないといけない。

攻撃に関してはザックリと言えばこの三点。

守備に関しては、前半のあれだけの判断材料なので、今の所なにも無し。
ただ、4 バックにシフトするにあたって、選手交代が 1 枚で済むために、
センターバックは 1 枚、どちらかのサイドが出来るフレキシブルな能力が求められるって事。
そういう意味では伊野波なんだろうけど、今後は槙野がその役割を担っていくと思われ。

攻撃面が上記の課題を克服出来て機能したら、
それはそれで結構魅力的なオプションにはなると思う。
まぁ、最初だからかもしれないけど、あんまイメージがしっくり来ないけど。


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