SSブログ

6月25日@ラステンブルグの決戦帰り・祝杯中

ジョホールバルでの中田英寿を見た想いでした。

当時キングとして君臨していたカズを、
圧倒的な存在感とピッチ内の結果で排除し、
自らの時代を否応なく導き出したあの試合を。

今日の彼のプレイは神がかっていました。
オランダ戦では何もできなかった彼ですが、
今日は攻守にわたってキングとして君臨していました。

先制点の見事なフリーキックだけでなく、
二点目のフリーキックを、一点目により警戒されてると見るや遠藤に譲り、
ダメ押しの三点目は、より確実な選択肢である岡崎に譲るという、
チーム全体を考えた度量の広さも見せ付けました。

カメルーン戦で感じさせた「政権交代」を、
日本サッカーの歴史に於いて確実に刻印せしめたパフォーマンスでした。

不満は多々あれ、結果を残している以上、誰にも文句は言えない。
結果によって不満の口を閉ざさせる。
そんな彼のスタイルが存分に発揮された試合でした。

彼一人の試合では勿論ありません。
ですが、そういう試合でした。

私は黙って今日の彼を認めようと思います。


極上の夜を、ありがとう。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。