2014年2月21日 笑顔だったからよかった

難易度じゃなくて完成度。

市場のニーズとズレが生じ、ガラパゴス化で負ける、
日本の製造業の構図とダブって見えたり。
なんだかなぁ。
ルール変更とかさ。
ひでぇよなぁ。
ひたすら高みを目指して精進し、道を究めんとする、正に日本人。
難しい事にトライする事が評価されなきゃ、やっぱ不条理だわな。
その辺クリアしたとしても、最後にはまた採点競技の例のアレが待ってるし。

もうメダルはいずれにせよ絶望的だから、
切り替えて開き直って、フリーで最高の演技して、
最高得点獲って、順位はこんなんです、
でもフリーは全部出し切ってダントツトップです、
ってので行こう！

と思って観てたら、そんな算段をも遙かに超える圧倒的な演技を見せてくれて。
すごいわぁ、やっぱ。

で結果、フリーでもソトニコワとキムヨナは点数上回るっていうね。
逆にもう本気で点数とかメダルとかどうでもよくなったわ。
やってる本人に対して失礼な発言になるのかもしれないけど。
もう、紛う事なき圧倒的な質の差があったと思ってるからもういいや、と。

難易度の高い技をやっても正当に評価されず、
それでも挑戦をやめず、道を追求する姿は日本人の美徳の権化。
最高のサムライだ！ガラパゴスと笑わば笑え！！

カービングターンにこだわり敗れた上村愛子もそう。

それでも本人達は、その上で勝ちたかったと思ってるんでしょうけど、
それを分かった上で、日本人として誇りに思います。
お疲れ様でした。