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2010年11月25日 投票一週間前

早いもので 2022 年のワールドカップ開催地決定まであと一週間。
今回は 2018 年と同時に決めるので、なんか意識も分散化してるというか、
どうもフォーカス感に欠ける感じがします。
2018 年はイングランド優位という流れでしたが、
ここに来てウィンブルドン開催がかぶる点がネックとされてきています。
商業的な面を加味しても、ロシアの追い上げが結構来てるみたいです。
まぁでも結局はイングランドでしょう、ここは。
個人的にはスペイン・ポルトガル共催だと嬉しいんですが。

で、日本が立候補してる 2022 年ですが、アメリカ優位と言われてます。
まぁ、多分アメリカでしょう。
なんか、開催地選定の過程で感じるのが、加点方式ではなく減点方式な感じがするからです。
そうなると日本は難しいですね。加点方式だと、充分アメリカにも対抗できるんですが。
カタールは真っ先に消えるとして、オーストラリアもオセアニア初というのを売りにしてますが、
あんたらアジアに鞍替えしてきたその舌の根も乾かぬ内に何をいけしゃあしゃあと、って感じですし。
そして南北統一・共同開催を謳ったネタ国家は、
一週間前のこの段階できっちり落ちをつけてくれてますし。

まぁでも日本が売りにしてるテクノロジーも、今だからすげぇって感じがしますが、
これって 12 年後の話ですよね?
今から 12 年前って、Windows 98 が出たところですよ。
それからの技術革新のスピードを考えたら、12 年後には日本が提示したプランも、
別に大して物珍しいものでも無くなってるかもしれません。
FIFA が大好きな金儲けに対して、色々餌を与えてる所は非常に評価できますが、
世界中でパブリックビューイングってのも金がかかりますし、現実的にはどうなんでしょうか、と。
ですがまぁ、日本が提示したものは、他にも全くひけをとりませんし、
招致が成功するといいなと思います。まぁでもアメリカだろうな。
予想外に大差で負ける可能性もありますね。

なんか、票集めとか裏工作とか苦手で一切することなく、
バカ正直に真正面から誠心誠意、真心を持って取り組んで、
内容は評価されながらも結局は成功に至らず、
っていう日本人のパターン、一週回って今はすごくいいんじゃないかと思います。
フェアプレイ賞もらって、マリーシアが足りない、そんなんじゃ勝てない、
ってのも、マリーシアで勝っても嬉しくない、と思えるようになってきましたし。
それが日本人ですし。正々堂々、小癪で卑怯な事をして勝つのは、
敗れる事より恥ずかしい事なんだ、と。
武士道の国は、それをよしとすべきだと思います。
お人よしとあざ笑われても、全く意に関しません。
それは弱さではなく、強さなんだ、と。

いや、まだ投票日じゃないんですがね。

でも、仮に招致成功したとしても、2002 年の時のプレッシャーを思い返すと、
開催国の義務でまた普段の大会より遥かに胃が痛い思いをすると思うと、
うーん、それもまた厳しいなぁ、と。
まぁ、南アフリカが史上初の失態をかましてくれたので、前例ある分まだ気楽ですが。


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