5月10日
■ 中村俊、遠藤、岡崎ら23人 サッカーW杯日本代表
頑張って昼前に起きて、テレ朝の生中継を見てました。
意外なメンバーは川口と矢野でしょうが、両名とも考えれば納得のいく選出です。
特に川口に関してですが、会場の記者がどよめいてましたが、
私は「えぇっ!?マジで?」って叫んでました。それくらい有り得ない選出かと思いました。
代表から外され、昨年の骨折で完全にアウトだと思ってましたので。
がしかし、精神的な支柱としての枠は必要であり、
ゴンと秋田が選出された 2002 年はそれが奏功し結果にも繋がり、
特に用意しなかった 2006 年のドイツは、それが一番の原因となってチームがまとまらず、
日本サッカー史上最高級の能力が揃ったチームで無様に自滅し、敗退しました。
そこでその枠ですが、どこで適用するかという問題になります。
ゴールキーパーは、もしもの為に 3 つの枠が用意されますが、
やっぱりここがどうしても余剰に感じるところであり、
そうなると 3 つめの微妙に余剰な枠に、精神的支柱枠を重ねれば、
一挙両得、一石二鳥、一粒で二度おいしいという、
実に実利的な嵌め込みが実現します。実を三回も使っちゃうくらい。
そう考えると、中々抜け目ない鋭い選出だなと思います。
矢野は、高さのないフォワード陣の中で、高さというアドバンテージがあり、
泥臭く動けて守備もできるので、引き分けの展開でも使いやすいし、
前線でファールも取れて、フリーキック獲得も期待できます。
負けていたらパワープレイにシフトチェンジする時にも使えます。
要は師匠(鈴木隆行)的な役割プラス高さでのパワープレイ要員か、と。
それは他のフォワード陣には無い個性ですし強みでもあるでしょう。
ただ、自身が点を取るという意味では期待薄ですが。
そうやって理由だったり監督の意図や思考を推察していき、
それが見えてきたら、サプライズなんて無いわけです。
カズくらい入れないとサプライズとは成り得ないでしょう。
まぁ個人的には入れて欲しかったですけど、無理だとも分かってましたし。
その他はまぁ、外せないメンバーと、五十歩百歩・どんぐりの背比べ達となんで、
特に異論はありません。ただ大久保はちょっとどうかな?と思いますが。
で次に、あいつを入れるべきだったとか、入ってないのが納得いかないとか、
そういう話になると思います。
例えば前田や小笠原、石川や小野あたりでしょうか。
前年度 J リーグ得点王なのに、 MVP なのに、
覚醒してリーグでキレキレなのに、リーグで首位躍進の原動力なのに、
そんな国内組を入れないのは J リーグ軽視だ、とかいう意見も聞こえてきそうです。
でもですね、それは海外組がいないリーグでの話であって、
例えば森本が J リーグでやってたとして得点王になってたとしたら、
そんな話も出てこないわけです。
勿論、仮定の話であって、現実的ではない発想ですが、
言いたい事は、J リーグ軽視とかのレベルの話じゃないって事です。
実際に代表に入って戦力として通用するか否か、
ライバルの候補に対して何が優れていて、何がプラスアルファで、
チームにどんなメリットをもたらす事が出来るか、と。
それを最終的に監督にどうアピールし認識させてきたか、
という話だと思うんです結局の所。
小野は確かに最高の技術を持った、実に捨てがたい魅力を持っている選手です。
今シーズンの清水躍進の原動力になっている事は疑いないです。
実際、試合を観ていても、やっぱり上手いなぁとつくづく思いますし、
よく言う、代表で「見たい」という感情も湧き上がります。
でもですね、実際見ていたら分かると思いますが、
年齢を遙かに超えたレベルの、老獪で経験豊富故に出来る、手抜きをしてるわけです。
要は晩年のジーコみたいなプレイをしてるわけです。
と言ったら大袈裟ですが、それに近いものがあります。
代表では、ワールドカップでは、120 % の力を必死になって出し切らないと通用しません。
ドイツでは、フィールドプレイヤーの中でそれを理解していたのが中田一人だけでした。
あの時の中田のような、鬼気迫る全力以上の力を出すようなプレイを、
全員がしないといけないのです。
そのプレイを、今の小野が出来るか。あの運動量で。無理です。話になりません。
J リーグだから手抜きプレイが通用するだとか、そういう話でもないです。
要は、じゃあ小野を実際に投入して、どんな事態になる?という話です。
そういった個人に対する分析、あるいは比較論で、
チーム全体の事を考えた上で、最終的に岡田監督は決めたんだと思います。
というわけで、今回の選出に関して、納得いかないという点はほぼ無いです。
まぁ、勿論私だったら誰を選んで誰を外してって言うのはありますし、
全然違ったメンバーになるかもしれませんが、妥当っちゃ妥当だと思います。
なんて言えるのは、期待が持ててないからってのが大前提なんですけど、
これはこれである意味プラスに捉えて、テンパらないで頑張って欲しいです。
岡ちゃんの一番のリスクは、周囲から追い込まれて考えすぎて、
テンパっちゃってわけ分かんない事しちゃうって所だと思いますので。
頑張って昼前に起きて、テレ朝の生中継を見てました。
意外なメンバーは川口と矢野でしょうが、両名とも考えれば納得のいく選出です。
特に川口に関してですが、会場の記者がどよめいてましたが、
私は「えぇっ!?マジで?」って叫んでました。それくらい有り得ない選出かと思いました。
代表から外され、昨年の骨折で完全にアウトだと思ってましたので。
がしかし、精神的な支柱としての枠は必要であり、
ゴンと秋田が選出された 2002 年はそれが奏功し結果にも繋がり、
特に用意しなかった 2006 年のドイツは、それが一番の原因となってチームがまとまらず、
日本サッカー史上最高級の能力が揃ったチームで無様に自滅し、敗退しました。
そこでその枠ですが、どこで適用するかという問題になります。
ゴールキーパーは、もしもの為に 3 つの枠が用意されますが、
やっぱりここがどうしても余剰に感じるところであり、
そうなると 3 つめの微妙に余剰な枠に、精神的支柱枠を重ねれば、
一挙両得、一石二鳥、一粒で二度おいしいという、
実に実利的な嵌め込みが実現します。実を三回も使っちゃうくらい。
そう考えると、中々抜け目ない鋭い選出だなと思います。
矢野は、高さのないフォワード陣の中で、高さというアドバンテージがあり、
泥臭く動けて守備もできるので、引き分けの展開でも使いやすいし、
前線でファールも取れて、フリーキック獲得も期待できます。
負けていたらパワープレイにシフトチェンジする時にも使えます。
要は師匠(鈴木隆行)的な役割プラス高さでのパワープレイ要員か、と。
それは他のフォワード陣には無い個性ですし強みでもあるでしょう。
ただ、自身が点を取るという意味では期待薄ですが。
そうやって理由だったり監督の意図や思考を推察していき、
それが見えてきたら、サプライズなんて無いわけです。
カズくらい入れないとサプライズとは成り得ないでしょう。
まぁ個人的には入れて欲しかったですけど、無理だとも分かってましたし。
その他はまぁ、外せないメンバーと、五十歩百歩・どんぐりの背比べ達となんで、
特に異論はありません。ただ大久保はちょっとどうかな?と思いますが。
で次に、あいつを入れるべきだったとか、入ってないのが納得いかないとか、
そういう話になると思います。
例えば前田や小笠原、石川や小野あたりでしょうか。
前年度 J リーグ得点王なのに、 MVP なのに、
覚醒してリーグでキレキレなのに、リーグで首位躍進の原動力なのに、
そんな国内組を入れないのは J リーグ軽視だ、とかいう意見も聞こえてきそうです。
でもですね、それは海外組がいないリーグでの話であって、
例えば森本が J リーグでやってたとして得点王になってたとしたら、
そんな話も出てこないわけです。
勿論、仮定の話であって、現実的ではない発想ですが、
言いたい事は、J リーグ軽視とかのレベルの話じゃないって事です。
実際に代表に入って戦力として通用するか否か、
ライバルの候補に対して何が優れていて、何がプラスアルファで、
チームにどんなメリットをもたらす事が出来るか、と。
それを最終的に監督にどうアピールし認識させてきたか、
という話だと思うんです結局の所。
小野は確かに最高の技術を持った、実に捨てがたい魅力を持っている選手です。
今シーズンの清水躍進の原動力になっている事は疑いないです。
実際、試合を観ていても、やっぱり上手いなぁとつくづく思いますし、
よく言う、代表で「見たい」という感情も湧き上がります。
でもですね、実際見ていたら分かると思いますが、
年齢を遙かに超えたレベルの、老獪で経験豊富故に出来る、手抜きをしてるわけです。
要は晩年のジーコみたいなプレイをしてるわけです。
と言ったら大袈裟ですが、それに近いものがあります。
代表では、ワールドカップでは、120 % の力を必死になって出し切らないと通用しません。
ドイツでは、フィールドプレイヤーの中でそれを理解していたのが中田一人だけでした。
あの時の中田のような、鬼気迫る全力以上の力を出すようなプレイを、
全員がしないといけないのです。
そのプレイを、今の小野が出来るか。あの運動量で。無理です。話になりません。
J リーグだから手抜きプレイが通用するだとか、そういう話でもないです。
要は、じゃあ小野を実際に投入して、どんな事態になる?という話です。
そういった個人に対する分析、あるいは比較論で、
チーム全体の事を考えた上で、最終的に岡田監督は決めたんだと思います。
というわけで、今回の選出に関して、納得いかないという点はほぼ無いです。
まぁ、勿論私だったら誰を選んで誰を外してって言うのはありますし、
全然違ったメンバーになるかもしれませんが、妥当っちゃ妥当だと思います。
なんて言えるのは、期待が持ててないからってのが大前提なんですけど、
これはこれである意味プラスに捉えて、テンパらないで頑張って欲しいです。
岡ちゃんの一番のリスクは、周囲から追い込まれて考えすぎて、
テンパっちゃってわけ分かんない事しちゃうって所だと思いますので。
2010-05-10 20:03
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>代表では、ワールドカップでは、120 % の力を必死になって出し切らないと通用しません。
ドイツでは、フィールドプレイヤーの中でそれを理解していたのが中田一人だけでした。
あの時の中田のような、鬼気迫る全力以上の力を出すようなプレイを、
全員がしないといけないのです。
解るわぁー。
試合を観てて、いいパス!とか、そのシュートおしい!とかあるけど、それはプロの見せる試合や親善試合でやってればいいけど、WCでは、それだけではダメだと思う。
まだ、見せて勝てるレベルではないと。
なので、気迫でヨセを半歩詰めミスを誘ったり、師匠的な事をやらないとダメかと。
でも、寄せすぎて後ろのスペースが空いて、逆に!とかの問題もあるけど・・・。
思い起こせばWC最初のゴールもロペスのシュートミス的パスからゴンの泥臭ゴールから始まってるんだもの。
日韓では師匠のつま先の気合いでのゴールだったし。
でも、印象に残るのは稲本や玉田のゴールだったりするんだよなぁ〜。
ギリギリでもいいんでグループリーグ突破してほしいーーー!
まあ、釣り男さんと、ボンバーさんと、稲本、など怪我しないで欲しいわぁーーー。バックアップの人がちょっと不安だし。今野もいいけど迫力が足らない気がする。
怪我の補充で、モニ(茂庭)がまた呼ばれたら俺的には『爆』なんだけど!
by Q (2010-05-11 04:04)
ドイツ大会を実際にスタジアムで観ていて、
中田と他の選手の温度差があまりに激しくて、
怒りで血が逆流した覚えがあります。
明らかにワールドカップ出場の価値を理解していなくて、
特にフワフワした感じでプレイしていた駒野とか駒野とか駒野とか。
中田レベルのプレイヤーがこんなにも必死になってやってるのに、
お前ごときが何、普通にプレイしちゃってんだよ、と。
もっと形相変えて死ぬ気で勝負しろよ、と。
今回は結果は望みませんが、その点だけはキッチリ見せて欲しいです。
センターバックのバックアップで岩政が選ばれてるので、
今回は茂庭の急遽招集で途中出場そのまま途中交代の伝説は流石にないでしょうな。w
by GOL (2010-05-11 16:52)